好みのものに触れたいなら、新しいものを探すよりも過去の自分が構築済のライブラリを漁ったほうが早いのかもしれない
好きだなと感じたものから手を出しているだろうし、ずっと手元にとっておいてあるものは少なからず自分の琴線に触れる部分を備えているはず

家にある本、ゲーム、円盤などを眺め渡して、これだけのものがあってもまだ別の新しい「好みのもの」を求めてあちこちを探し回ってしまうのは何故なのかと不思議に感じるときがある
今までに知った「好きなもの」の要素をぴったりとすべて備えた「しっくりくるもの」が見つかるのを期待しているんだろうか
岩田均『ヘウレーカ』を読んだ
主人公がヒロインを悲しませないためについた嘘は見破られていたんだろうなと思うとやるせない気持ちになる

一方で、たぶんハンニバルとマルケルスが好きでとっておいたんだろうな…というのがとてもわかりやすくてよかった
話のメインはシラクサを守るアルキメデスの発明だから、二人の因縁についてはバックストーリーやその後の顛末が軽く語られているだけではあるものの、結局マルケルスがあの後ハンニバルにやられてしまっているところも含めてめちゃくちゃポイント高くていい
あのハンニバルに振り回され、追い詰められ、最終的にはしてやられるマルケルスも見たかった…という気持ちはある
#シェベク
大佐にとっては肝煎り(?)のアスラ・プロジェクトだけど、セラの作った箱庭を目の当たりにして軍事用途への転用可能性をはっきりと認識するまでは、歴代のテクノシャーマンたちも、テクノシャーマンのケアを担当する医療チームも、技術部も、そこまで重要視していなかったりしたんだろうか
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いや、神研究機関が抱えているEGG施設には莫大な予算が投じられていそう(そうじゃなきゃあんなもの作れないはず)だから、そんなことないのかな なら、全力でプロジェクトを成功に導こうとしていた…とする

被検体ごとに担当者をつけてて、それぞれを競争させていた…みたいなのは容易に想像がつくし、セラの箱庭を見て喜色満面に本国へ報せを出そうとしていたくらいだから、期待されている役割や各ステークホルダへのアピールポイントは押さえて立ち回っていたと信じている

大佐の中でシェフィールドの存在が無視できなくなっていく過程が見たいので、なんかそれっぽい話を書けたらいいなとずっと思っている…ただ、すごく難しそうなんだよな…振る舞いとかの描写に説得力を持たせるために、周辺分野を勉強し始めたら本当にキリがないような…

でも見たいんだ…フィジカルケア担当のオブライエンがもうだめだって言ってるのに、メンタルケア担当のシェフィールドに判断を委ねるくらいなんだもの
シェフィールドの方がオブライエンよりもポジションが上で、判断の責任はそっちにあったとかもありそうだけど、それにしたって…
妖精さんが可愛かったな…の会話、ヒートが勢いのいいツッコミをくれるのでとても好き
マップ上でヒートに話しかけたときに感情的な部分(焦燥、必死さ、不器用な優しさなど)を見せてくれるケースって概ねセラ絡み(他はだいたい白けた雰囲気とか皮肉げな態度)な気がするので、あれも「てめえがそんなこと言ったらセラが悲しむだろうが!」みたいなニュアンスのツッコミだったのかもしれない