#サフバロ
自身の命令でそう作らせたはずのアスラAIというキリングドールに、己が拠り所としている世界でしか通用しない倫理観を求めること自体が間違い ということを薄ぼんやりと察した大佐が静かに諦めていくやつが読みたい
喰われずに飼い慣らされているだけならましだと自身に言い聞かせるけど、サーフの要求がエスカレートしていってどうにもならなくなる方向
#シェベク
EGG施設とか他の人もいる前では「シェフィールド主任研究員」呼びで「君の意見を聞かせてほしい」みたいな取り繕った感じの話し方をする大佐が、二人きりのときには「サーフ」とか「お前」呼びをしてきて、若干荒っぽい素の言動を見せてくれるシチュ
「くそったれのわからず屋どもが!」「もとはと言えばお前が……」って憤っているのを「まあまあ」となだめたりとか
結構その状況を愉しんでいるシェフィールドがいるといい
ギャップ萌だからどうしてもそういう方向にもっていきたくなってしまう
相手だけに晒す特別な姿、とても滾る
小説誌に掲載されている『DOGDAYS』をチラ見してきた
アートマが覚醒して以降は、通常の食事は用をなさなくなっているっぽい描写がある
レーションが回復アイテムになっているので多少は腹の足しになるんじゃないかという想定でいたけど、原案の設定だと違うのかな 十分敵を喰らっていれば、腹は減らない…
#サフバロ
預かり知らないところで、ルーパから勝手にサーフへ首を差し出されてしまっている大佐……
ハウンズと交わした約定により、お前の命は既に俺のものだ みたいな方向で始まるサフバロもいいなあ
大佐からすれば、知ったことか! な案件なんだけど
#サフバロ
個人的にサフバロが成立するための必要条件だと思っている内容:
・教会の掟が効力を失って、アスラ・プロジェクト発足の目的だった最優のAIを抽出することすら捨て置かれ、二人のトライブリーダーが在命でも楽園の門が開くこと
・銀髪のサーフが黒髪のサーフと同一人物ではないと大佐が受け入れること(サーフ=シェフィールド時空を除く)
#シェベク
予算や優秀な人員の獲得のためにあちこちを駆けずり回っているリアル大佐の幻覚を定期的に見るし、シェフィールドもそうやって引き入れた人材だといいなと思う
飾りの責任者じゃなくて、アスラ・プロジェクトへの思い入れが強いからこそ、過去編ムービーでの心底嬉しそうな「素晴らしい!」が発声されているといい

手を組んでからは競合するプロジェクトをいくつも過去の産物に追いやっているといいし、二人してあちこちから恨みを買ったり恐れられたりしていてほしい
(以下カプ話なのでワンクッション入れます。いかがわしいので注意)

そんでもって、シェフィールドは大佐お気に入りの子飼いだと噂されていて、実際二人の間にはセフレ的な肉体関係がある方向もおいしい
でもベッドの上でマウントとられているのは大佐の方で、周囲が想像するのと逆だろうなというところも含めて愉しんでいるシェフィさんがいるといい

きっかけは、最近付きまとってくる手合がいるので牽制したいから手を貸してほしい、みたいにシェフィさんが大佐に依頼するとかして二人でホテルに入る展開
時計を気にしながらそそくさと立ち去ろうとする大佐を引き止めて、せっかくだし楽しみましょうよ、と巧みな手管で忘れられない夜にしてしまうシェフィさん

弱みを握られて逃げられない大佐が見たすぎる
初めは仕方なく応じていたけど、次第にのめり込んでいってしまう、絡めとられてしまう
そんな感じのビターなやつ

シェフィさんの方は初めお遊びのつもりだったけど、次第に情が移っていくパターンもいいし、執着を覗かせてくるようになった大佐を冷笑しながら眺めているケースも大変いい

大佐は大佐で、こんな関係は終わりにしなくてはと焦ったり、その話を後でしようとシェフィールドに告げようとして探した挙げ句にEGGの例の登場シーンとかだと悲壮感が増してなおいい
この先の話なんかする暇なんてない

血を流して倒れているオブライエンと、立ち尽くすアルジラ、くつろいだ様子で銃を拾い上げるシェフィールドを視界に収めた大佐の脳内を駆け巡ったのが、事態の収拾をどうつけるか(ただし保身寄り)だったりしたらいいなと思う
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#感想
劇場アニメ『ベルサイユのばら』を観てきましたメモ

画面内に咲き乱れる花や迸る薔薇の花びら、ミュージカル調の場面に圧倒され続けた2時間弱だった

序盤は劇中歌もあるんだ…? くらいのつもりでいたら、皆それぞれ自分の心情を歌うじゃん あと皆すごくたくさん涙を流している
自分もどこかで感激して泣いたのだが、民衆が決起する場面で画面内にいる全員が歌いだして腹筋を持っていかれたので、具体的にどこだったか思い出せない
新聞記者の人が突然歌いだしたのも完全に想定外で、あなたも歌うんですね? とハスクのことを思い出した

どこだっけ…そこより前なのは明らかなんだけど、その後ずっと怒涛の展開を追うのでやっとだった…処罰すればいいだろ、と息巻いていた衛兵隊の人たちが隊長を認めた場面だったかな

あと、身分の違う二人は死によってしか結ばれることはない…からのワイン2つ運んでいくアンドレ、いつもお前がいてくれた…みたいな会話、飲むなオスカルー! の流れに、アンドレの情緒が怖すぎる…と震えあがってそれどころではなくなってしまったのもある
毒を盛って自分も後を追おうと考えたってこと…!?
本を読んでからの行動力がえげつないし、情緒ジェットコースターすぎてびびる 激情だ…
目が見えなくなりつつある焦りとかもあったのかな

作品名、フランス革命が題材、二人が名前を呼び合っている某CMくらいしか事前知識のない状態で観たので、オスカル→←アンドレの強強感情を浴びられると想像していたら、実際胸に秘めている感情の暴風がすごかった
あとフェルゼンの存在感がとても強くて驚く 結婚相手を探しているところ、という話の流れでむ、胸の痛みを…!?

オスカルが変装(?)してフェルゼンとダンスした場面、髪型と服だけで誰かわからなくなるものだろうか…せめてフェルゼンは気づいてあげなよと思ったし、オスカル、そ…そいつがいいのか…ちゃっかりそこにいるのってめちゃめちゃ遊び人だからということじゃない…? 大丈夫…? と余計な心配をした

目当てはわかりやすくジャルジェ将軍のお声(銀河さん)
最高だった…!
最初に少し登場するだけかな? と思ったらそうでもなくてとってもハッピー
こういう声を浴びるようにたくさん聞きたい、という系統の声だったので幸せに眠れそうだ…

全編通して大部分が華やかかつ激しかったけど、あとになってしみじみ思い出すのは、マリー・アントワネットとフェルゼンの関係を手紙で暴露されたルイ16世がマリー・アントワネットに優しく言葉をかけるシーンだったりする
互いに立場に縛られる身ではあれども心は自由である、ということを認めている場面で、作中で象徴的に語られるテーマとリンクしているからかもしれない(この二人はその思想の敵として見なされているから、市民たちによって追いやられることになるのだけど)

個人的にはマリー・アントワネットがお忍びで出かけていった仮面舞踏会のところの劇中歌がいかがわしさと不穏さ満点で好き

あとマリー・アントワネットの声の演じ分けに感嘆してた
14歳でフランスに嫁いだ時と、長じてからの声の調子がくっきり演じ分けられていて、特に終盤での「周りの者に命じることに慣れた声色」カッケーとなるなど
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